2021 婦人防火クラブ研修会で 紙芝居

防災塾Q&Aに登米市婦人防火クラブ中田支部支部長佐藤千賀子)から2021年研修会の講演依頼が有り、タイトルは「婦人防火クラブ員に求められるもの」でした。  研修会は、近年の火災件数は減少傾向で、婦人防火クラブに対する地域の関心も薄らぎ活動そのものも低下している課題を抱えている。これらの要因を打開する目的で開催。

研修会は12月5日、登米市中田総合体育館に中田支部婦人防火クラブの方々140名に出席頂きました。

婦人防火クラブは防火の旗振り役と「火」に特化している課題を「災」に改めた防災の旗を振るとどうなるかに気づいて頂くため、出席頂いた婦人防火クラブ員の協力を得て、即興でクラブ員による紙芝居「稲村の火」を行って頂きました。

 

会員4人による紙芝居「稲村の火」       研修会の様子

災害から命を守る技法では、自分の命、周囲の人の命を守る対応策としてスマートホンを使い①「知らない土地での、津波からの高台への避難」、②「あらゆる場所の標高確認による洪水避難対策」について国土地理院地理院地図を活用して活用方法を実践しました。 

スマートホン 国土地理院地図 地図上に知りたい場所の高度が表示される

 

振り返りで、紙芝居は①自分達にも練習無しで出来る、②幼児から高齢者まで対象にできる、③紙芝居は図書館から借りられ準備が簡単、④幼稚園、学校、地域、事業所と活動の場が沢山ある。スマホで自分の家の海抜を知ることができ、帰ったら家族に教えることができると喜んでいただきました。婦人防火クラブは「防災意識の旗振り役」であり研修会で「自分が出来ることに気づいたこと」で課題解決につながればと感じました。