洪水被害に関する ワークショップ 開催

7月14日からの大陸からのびる前線が日本付近に停滞した。前線に向かって暖かい湿った空気が流れ込み全国的な大雨となり被害が発生した。私たちの宮城県登米市も洪水で大きな被害が発生。防災塾Q&A周辺も洪水被害が生じました。付近住民から対策対応の意見が多く出された事で被災された方々からの意見を聞き、住民目線で減災を考えるワークショップを10月5日に開催しました。

 

 7月15日県道 迫米山線の冠水状況   7月15日市道 新大東幹線の冠水状況

出席者から①ここ10年で4回の大雨被害にあっているが、その前には被害が出た記憶がない。②排水機場を稼働させないことから冠水被害が生じた。③住民が無関心で行政も対応を取っていない感じがする、人災だ。などの意見がだされた。

 

  10月5日 グループワーク       10月5日 グループワーク

出された意見を防災塾Q&Aで検証、11月7日排水路、排水機場、の視察、確認を実施、迫川河川管理者の宮城県東部土木事務所を訪問して排水規制に関する確認を行いました。課題としてほとんど対策がとられていない現状が見えてきました。       よって、ワークショップに参加頂いた方々にリーダーとなって頂き町内会組織と連動して「住民目線の洪水減災」に取り組むグループ活動を行うことになりました。

リーダーは令和5年1月から各町内会で役員に「住民目線の洪水減災」の説明を行い町内会の次年度活動内容に掲げて活動して頂く件について総会の承認頂き、町内会毎の勉強会を行う「住民関与など住民意識の向上などをはかる」ことで進めています。